口の中が春爛漫 桜スイーツを楽しめる北近畿のお店
冬の寒さが厳しいほど、春の陽ざしの喜びはひとしお。
今年はいつも以上に桜を待ちわびる人も多いはず。見るのはもちろん、食べる桜はどうですか?
口の中いっぱいに、春が咲き誇ります。 (2022年3月号掲載)
※お店の情報は取材時のものです。変更になっている可能性がありますので、お出かけ前にご確認ください。
【福知山市】 足立音衛門 里山ファクトリー 「桜のパウンドケーキ」
【写真】ブランデーを吹きかけて、より重厚な味わいに仕上げた
大粒の栗を贅沢に使うなど最高級の味わいで、全国的にファンが多い足立音衛門。多彩なラインナップを誇るパウンドケーキに、春は「桜のパウンドケーキ」が加わる。
バターをたっぷり使った香り高くしっとりした生地に、国産の桜の花と葉の塩漬けを練り込んでいる。和三盆糖の優しい甘さにほんのりとした塩味、桜の香りが鼻を抜ける上品な逸品。4月ころまで販売予定。2462円
【写真】店長の田原さんとスタッフの田中さん。ショップにはパウンドケーキをはじめ、多種類の焼菓子が揃う
「里山ファクトリー」は、旧小学校を改装して誕生した足立音衛門の新拠点。もともと教室だった部屋がカフェやショップに生まれ変わった。
カフェでは同店のお菓子やお試しサイズのパウンドケーキを提供、コーヒーなどのドリンクと一緒に味わえる。
また、ケーキや和菓子を製造する工房も設置。ガラス越しに次々とお菓子が出来上がる様子を見ることができる。
ウッドデッキやオープンテラスもあり、緑に囲まれた風景のなかでゆっくりと過ごせる。
【写真】取材時はガラス越しにちょうどパウンドケーキが焼きあがるところが見えた
住所 | 福知山市私市上り立1 |
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電話 | フリーダイヤル0120-535-433 |
営業 | 9:00~18:00(カフェは10:00~17:00) |
駐車場 | あり |
休み | 元日 |
HP | https://www.otoemon.com/ |
【丹波市】 夢の里 やながわ 「丹心バウム 桜」
「食材の宝庫」と呼ばれる丹波市の里山にある「夢の里やながわ」。店内には丹波栗や丹波大納言小豆など、地元の生産者が丹精込めて育てた食材で作るお菓子が並ぶ。
丹波産の米粉、卵で作る「丹心バウム」は、しっとりした口当たりが人気の看板商品。毎年春になると、これに塩漬けにした桜の花と葉を練りこんだ「丹心バウム 桜」が登場する。淡いピンク色で、バウムクーヘンの味わいに桜の塩味がほどよいアクセント。外側のコーティングに、和心を加味した丹波の地酒を使用している。1380円。
同じく春限定、爽やかな香りと鮮やかな緑が美しい「よもぎ」もある。
住所 | 丹波市春日町野上野920 |
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電話 | 0795-74-0123 |
営業 | 10:00~18:00 |
駐車場 | あり |
休み | 木曜日 |
HP | https://tamba-yanagawa.co.jp/ |
【舞鶴市】 お茶の流々亭 「のどか」
JR松尾寺駅舎内にある日本茶専門店・流々亭が作る「のどか」は、春のお茶請けにぴったりのもなか。八重桜のあん、抹茶を練りこんだ求肥、爽やかな酸味のクリームチーズをさくさくの皮でサンドしている。抹茶は両丹地域の茶葉からつくる「麒麟」を使用。スティック型で食べやすく、一口目から全ての素材が絶妙に混ざり合い、華やかな味わいが楽しめる。一個380円(お茶とセットで100円引き)。
桜型のもなかにフレッシュなイチゴと桜あんを挟んだ「うらら」(420円)もある。どちらも「春らしい朗らかな気持ちになれるように」との思いが込められている。4月中旬まで販売予定。
店を営むのは砂田奈知さん、片山亜未さん姉妹。実家がお茶屋で、幼い頃からお茶の香りの中で育った。地元が有数のお茶の産地であることを知って欲しいとの思いから舞鶴産のお茶を多く扱う。
住所 | 舞鶴市吉坂113ー4 JR松尾寺駅舎内 |
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電話 | 0773-63-7770 |
営業 | 10:00~16:30(L.O17:00)※まん延防止期間中はカフェは休業 |
駐車場 | あり |
休み | 日・月曜日休、臨時休業あり |
HP | http://ruru-tei.com/ |
2022年3月12日更新