「コロナの逆境に負けない」 たい焼きとハチミツのコラボ店オープン 

浅草家と大槻蜂牧場のコラボ店 2021年11月26日オープン

 コロナ禍で休業していた京都府福知山市広小路通りのたい焼き店・浅草家が、同市大江町を拠点に養蜂を行う大槻蜂牧場とのコラボ店として再オープンする。貴重な国産ハチミツをたっぷり使った、安心安全な高級たい焼きにバージョンアップ。ほかにも、蜂牧場の直売所ならではのハチミツの量り売り、巣蜜を乗せたアイスの販売などを始める。

 2013年創業の浅草家。こだわりの材料で一匹ずつ焼く「一丁焼き」のたい焼きが評判で、行列ができるほどの人気店だった。しかし、コロナ禍で売り上げが激減。店主の河井弘章さんは、廃業も覚悟したが、くじけず一緒にやろうと声をかけたのが、同じくハチミツの卸先が減っていた蜂牧場の大槻昭彦さんだった。

 実は大槻さんと河井さんは幼馴染。ハチミツとたい焼きが合わさったどこにもないお店を作ろう―二人は意気投合した。

 リニューアルにあたっては商工会・商工会議所・金融機関などが連携する京都府のコロナ支援事業を活用。市街地活性化事業に携わる福知山まちづくり株式会社や東京の広告代理店で活躍した地元クリエイターも協力するなど、二人の思いに共感した多くの人が尽力し、珍しい組み合わせのコラボ店が実現した。

 新しい店の目玉は、ハチミツが入って一層パワーアップしたたい焼き。生地や餡にもハチミツを練り込んで、マイルドな味わいになった。一匹210円。餡の代わりにハチミツを挟み込む「ハチミツたい焼き」も新登場する。

 瓶入りのハチミツ(120g1200円~)のほか、必要な分だけ買える量り売りもする(8円/g)。また店内に、市場に出回ることが少ない巣蜜を飾り、アイスに乗せて味わえるようにする。

 「たい焼きが海を泳ぐ昭和のヒット曲が有名ですが、令和ではハチミツと出会って空を飛ぶおいしさになりました。ぜひ食べてみてください」と河井さんは話す。

コラボ店を支える応援メンバー。商工会・商工会議所・福知山まちづくり株式会社・銀行・デザイナー・新聞販売店など各専門家が連携して支援している。前列右から大槻さん、河井さん

市場に出回るのが珍しい巣蜜が店内に登場。栄養価も抜群に高い

巣蜜はアイスに乗せて販売

ハチミツの量り売りをする

浅草家

【写真】クロワッサンたい焼きもサクッと新食感で人気

赤岩高原の卵(舞鶴市)、平林乳業のヒラヤミルク、琴引の塩(共に京丹後市)、鹿児島県喜界島の砂糖、そして「京都ハニー」。厳選材料を使ったたい焼きは冷めても硬くならず、外はパリッと中はふんわり。浅草家店主・河井さんは「“庶民の味”たい焼きにここまでこだわる店は日本全国どこにもない」と胸をはる。

浅草家のたい焼きは、鉄製の型を使う「一丁焼き」。一匹ずつ焼くので「天然物」とも呼ばれる。(屋台のように一度にたくさん焼くものは「養殖」)

大槻蜂牧場

 京都府福知山市大江町のほか、舞鶴市神崎、多祢寺など5か所に約130個の巣箱を置いて、500万匹以上の蜂を飼育する。ミツバチが一生懸命に集めてくるアカシア、トチ、カラスザンショウなどの花の蜜は、美しい琥珀色で、奥行きのある深い味わい。「京都ハニー」として、京都や大阪のデパートからの引き合いも多い。

一日に一度は必ず巣箱を回り、蜂の様子を観察している。農薬の影響のない山奥で行う養蜂は、難しく手間もかかるため、国産のハチミツは市場に出回る約5%しかない

2021年11月26日~29日 オープンイベントを開催。
割引きやプレゼントをたくさん用意しています!
パワーアップしたたい焼きを食べてみてください。

【浅草家】


福知山市中ノ51-1(御霊神社向かい) 
電話0773‐24‐0246
(営)金土日月曜・祝日 11:00~17:30

★イベント終了後は電話予約がおすすめ!
たい焼き・たこ焼き10円引き ハチミツ増量などおまけあり

(2021年11月13日号掲載)

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