今年はキャンプ飯に挑戦
外で食べるご飯は格別!
アウトドアシーズン到来。最近は、密を避けて自然の中でキャンプを楽しむ人が増えています。キャンプの醍醐味といえば、やっぱりごはん。定番のバーベキューもよいけれど、たまには趣を変えた一品を作ってみたい。福知山市のアウトドア施設「京都大呂ガーデンテラス」で、初心者でも作りやすい簡単なキャンプ飯の作り方を教わりました。
「屋外で食べるごはんは、格別おいしいです」と大呂ガーテンテラスの副施設長・神﨑恵子さんはキャンプ飯の魅力について話します。子どもも大人もワイワイと協力し合って完成した料理は、焦げたっていいんです。味が薄かったり、濃かったりしたって大丈夫。ちょっと失敗しても良い思い出になるはず。また、彩りよい夏野菜を使えば、SNS映えの一枚が撮れるかも。
調理を簡単にするコツは、野菜を切る、調味料の計量、肉に味をつけておくなど、ある程度、家で下ごしらえをすること。現地では焼くだけ、煮るだけにすれば、アツアツの料理が完成します。火を起こすのが不安な人は、アウトドア用のコンロを用意するのがおすすめです。
夏野菜のぎゅうぎゅう焼き
材料(2人分)
◦ジャガイモ1個 ◦玉ねぎ1/2個
◦トウモロコシ1/2本 ◦パプリカ(赤)1/2個
◦パプリカ(黄)1/2個 ◦ズッキーニ1/2本
◦ブロッコリー1/4個 ◦塩コショウ 適量
◦オリーブオイル 適量
(その他、カボチャ、トマト、ナス、万願寺唐辛子、ピーマンなど色のきれいな夏野菜ならOK)
作り方
1.ジャガイモ、トウモロコシは事前にレンジで2~3分加熱する。
2.野菜はすべて1口大の大きさにカットする。※加熱すると小さくなるので、大きめに。
3.カットした食材をチャック付きポリ袋に入れ、オリーブオイルを多めに入れ、塩コショウで味付けする。
4.フライパンで炒める。もしくは、耐熱皿に野菜を彩りよく盛合わせ、アルミホイルを被せて蒸し焼きにしてもよい。
★①~③までは家で下準備しておく
サーモンのレモンペッパー焼き
材料(2人分)
◦サーモン切身2切 ◦玉ねぎ1/4個 ◦パプリカ(赤)1/4個、
◦レモンスライス4枚 ◦ニンニク1かけ ◦白ワイン大さじ1、
◦塩小さじ1/2 ◦コショウ少々 ◦ごま油小さじ1
作り方
1.玉ねぎは薄切り、パプリカは縦に細切り、ニンニクはおろしておく。
2.サーモン切身におろしニンニクを塗り、塩・コショウ、白ワインをまぶして軽く手で押さえて馴染ませる。
3.アルミホイルを広げてごま油の半量を塗り、レモンの輪切りを1枚置いた上に、②のサーモンをのせる。
玉ねぎ、レモンの輪切りを1枚のせ、脇にパプリカをおいて、アルミホイルで包む。
4.バーべキューコンロの網に乗せて10~15分焼いて、できあがり。
ジャーマンポテト
材料(2人分)
◦ジャガイモ2個 ◦ソーセージ100g ◦玉ねぎ1/2個
◦ニンニク1かけ ◦オリーブオイル大さじ1 ◦塩コショウ少々
◦パセリ適量
作り方
1.ジャガイモは事前にレンジで2~3分加熱し、1口大に。玉ねぎは1/3にカット。
★ここまでは家で準備しておく
2.フライパンにみじん切りにしたにんにく、オリーブオイル、加熱したジャガイモを入れて表面がカリッとなるまで焼く。
3.食べやすい大きさに切ったソーセージ、カットした玉ねぎを入れて焼き色がつくまで炒めて、塩コショウで味を調えてできあがり!
手羽元のポン酢さっぱり煮
材料(3人分)
◦鶏手羽9本 ◦ポン酢150ml ◦砂糖大さじ1 ◦水80ml
◦生姜少量 ◦ニンニク2かけ ◦刻みねぎ適量
作り方
1.メスティンに鶏手羽元を並べる。
2.①にポン酢、砂糖、水、スライスした生姜、つぶしたニンニクを入れてフタをして10分煮込む。
3.蓋を開けて鶏手羽元を裏返し、さらに蓋をして5分煮込む。
4.刻みねぎを散らして完成。
ホットサンド
材料(2人分)
◦食パン(6枚切りサイズ)2枚 ◦ハム1枚、
◦スライスチーズ1枚 ◦レタス1枚、
◦ケチャップ適量
◦厚焼き玉子(玉子4個、だし90cc、塩コショウ適量)
作り方
1.ボールに厚焼き玉子の材料を入れ、よく混ぜ合わせ、玉子焼き器で厚焼き玉子を作り、パンの大きさに合わせて、4~5等分に切っておく。
2.食パンにハム、厚焼き玉子、レタス、チーズの順にのせて挟み、ホットサンドメーカーにのせ、中火で片面約2分、ひっくり返して約2分焼く。
3.美味しそうな色に焼き上がったら食べやすい大きさに切って完成!
【取材協力】
京都大呂ガーデンテラス
福知山市大呂298-5
☎0773-33-2041
◆受付時間/9:00~17:00
※予約は3か月前の1日からホームページまたは電話で申し込む
緑に囲まれた里山でオートキャンプ、デイキャンプ・BBQができるアウトドア施設。天然芝でグラウンドゴルフや近くを流れる川で水遊びなど、家族みんなで楽しめるのも魅力。和室、洋室を備えた宿泊棟もある。
アウトドア用品のレンタルをしているので、手ぶらでキャンプが可能。また、7月下旬より「キャンプ飯」の販売を開始する。下ごしらえまでを併設のレストランで調理してくれるので、あとは自分たちで加熱するだけ。今回教えてもらったメニューのほか、定番のBBQセット、福知山特産の京地鶏を使った唐揚げなどもあり、キャンプ初心者や小さな子どものいる家族らに好評。