今年は「麒麟年」 ―ときはいま― 光秀ゆかりのまち

今年は子年、いえいえ「麒麟年」です。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送開始が迫った。主人公の明智光秀ゆかりのまちは、ミュージアムを設けるなど施設を整え、全国からの観光客を迎え入れる。

【福知山市】お城の下に福知山光秀ミュージアム

 福知山市では、光秀が築いた福知山城の下にある市佐藤太清記念美術館2階を「福知山光秀ミュージアム」として整備。1月11日(土)にオープンする。

 隅櫓風城郭建築様式の、城と一体になった美術館。光秀を祭る、市内の御霊神社に伝わる「明智光秀家中軍法」、本徳寺所蔵の「明智光秀肖像画」、大阪城天守閣所蔵の「山崎合戦図屏風」など、貴重な資料が、いずれも複写でなく、原本で展示される。

 また、俳優が着た衣装や小道具などを展示する大河ドラマコーナーなどもある。

 開設は来年1月11日(月・祝)までの1年間。無休で、時間は午前9時(初日のみ午後2時)~午後5時。大人500円、子ども250円。福知山城とのセットは大人700円、子ども300円。問い合わせはTEL0773(48)9108、福知山光秀プロジェクト推進協議会。

【丹波市】最激戦地、黒井で丹波の赤鬼にスポット

 丹波市には、光秀丹波攻めの最激戦地、黒井城跡がある。城跡を望む春日町黒井の市立春日歴史民俗資料館(春日文化ホール横)では1月11日(土)から特別展「つわものどもが夢の跡~黒井城と直正」が始まる。光秀を一度は敗退させた猛将、「丹波の赤鬼」「悪右衛門」こと赤井直正にまつわる資料や、市指定文化財の織田信長画像など80点ほどを展示する。

 会期は3月8日(日)までで時間は午前9時~午後5時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。大人200円、中学生100円、小学生50円。

TEL0795(70)0819、丹波市教育委員会文化財課。

【亀岡市】京都スタジアムに大河ドラマ館

 光秀が拠点とした亀岡市では、京都スタジアム内に「麒麟がくる京都大河ドラマ館」が、1月11日(土)にオープンする。

 京都スタジアムはJR亀岡駅北口のすぐ前に完成したばかりの球技場。ドラマ館オープン日がスタジアムのオープン日でもある。

 館内では衣装や小道具を展示し、メイキング映像を上映。特別展示「光秀は、何者か。」も見どころ。

 開設は来年1月11日(月・祝)までの1年間。無休で、時間は午前9時~午後5時。高校生以上600円、小中学生300円。問い合わせはTEL0771(55)9320、ドラマ館。

2020年1月11日号掲載

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