採れたてが絶対おいしい 但東町でトウモロコシ丸かじり

トウモロコシのシーズンがやってきました。
「お湯を沸かしてから採りに行け」といわれるほど鮮度が命のトウモロコシ。
採れたてが絶対おいしい。
収穫体験ができる豊岡市但東町の農園をご紹介します。

驚きの甘さ ホワイトコーン

 自然豊かな山合いにあり、特産の農作物が多いことで知られる豊岡市但東町。夏はトウモロコシの栽培が盛んで、粒が白いホワイトコーンは特に人気がある。皮が薄く、甘味が強いのが特徴で、採れたては生で食べることができる。収穫の楽しさと、驚きのおいしさを味わってほしいと、8月上旬から町内でもぎとり園がオープンする。

たんとう花公園農場

収穫したら、その場でガブリ!?

 春はチューリップ祭りで有名な「たんとう花公園」。夏の時期はトウモロコシのもぎとり農場として賑わう。

 約3千株のホワイトコーンが育つ広さ15㌃の敷地の中で、自由に収穫する。ひげが茶色くなった300㌘以上の大きな実を見つけたら、しっかり握って一気に下へ。ポキッと採れる感覚が爽快で、子どもも大人も夢中になって畑を巡る。

 だいご味は、なんといっても生で食べること。糖度は18度ほどと、メロンやスイカより断然甘い。その場で皮を剥ぎ、ガブリと一口。想像以上のみずみずしさに「野菜というより果物みたい」と感動する人が多い。

 生食は収穫直後だけ。持ち帰ったものは、茹でるか蒸して食べる。それでも十分に甘いので、お土産に10本以上収穫していく人もいる。

ひまわりまつりを同時開催

 もぎとり園の隣では、ひまわりまつりを同時開催。120㌃の広い敷地に50万本ものひまわりが、夏の太陽の光を浴びて咲き誇る。花畑の中に入って撮影を楽しんだり、花の摘み取りも自由にできる。

【たんとう花公園】
所/豊岡市但東町畑山坂津口28 
時間/9:00~16:00
入園料/500円(高校生以下無料) トウモロコシは一本300円

佐田農場

広い敷地で探す楽しみ

 但東町では、ほかに2か所のもぎとり園がある。 

 国道426号線を福知山方面から北西へ車で走っていくと左側にあるのが、佐田農場(但東町佐田)。広さ75㌃の畑に1万本を栽培していて、食べごろの1本を探すのが楽しい。

平田農場

黄色いトウモロコシなら

 国道をさらに北西へ進んだ先にあるのが平田農場(但東町平田)。こちらでは、広さ25㌃の敷地で黄色いトウモロコシを栽培している。

 どちらの農場も午前9時から午後5時まで。予約不要。入園は無料で、一本300円。

各農場は8月上旬~中旬 オープン予定

  もぎとりの期間は8月上旬から中旬までを予定。天候や栽培状況により変更する。できるだけ長く楽しめるよう各農場の開園期間は少しずらしているが、昨年はお盆明けに完売した。
 問い合わせは、但東シルクロード観光協会TEL0796-54-0500。開園状況はHP(http://tantosilk.gr.jp)でも確認できる。
 ※日陰が少ないので、来園の際は、熱中症、紫外線対策を忘れずに。

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