BLUE DINING AITSURA(ブルー ダイニング アイツラ)
ふっくらジューシー、新感覚の干物を味わって
従来の干物のイメージを覆す、新感覚の「ソフト干物」が味わえる店。皮目はパリッと香ばしく、肉厚の身はふわっとジューシー。濃厚な旨味がしっかり感じられ、骨も少なく、臭みもない。
「魚が苦手な人が魚好きに、魚が好きな人はもっと好きになってほしい」。大阪から舞鶴市へ移住し、水産加工業を立ち上げた松田慎平さんが、自社で開発した干物を味わってもらう場にと開店した。
魚は舞鶴港はもちろん、世界中の海から旬のものを仕入れる。骨取り、内臓の掃除など徹底的に下処理し、数日間熟成。うま味成分を引き出したあと、特許を取得した乾燥機で干物にしている。通常は真空パックにしてネットなどで販売。市のふるさと納税返礼品にも選ばれている。
店ではご飯と味噌汁、小鉢を添えた定食にして提供。脂が乗った「トロさば」、ほろほろ食感の「銀鮭 味噌」、「旬のお魚」の3種類ある。注文を受けてから「皮目8割、身2割」の絶妙な加減で焼き上げる。

旬のお魚のソフト干物定食(1628円・この日は太刀魚)。もちもちのお米は与謝野町産「ミルキークイーン」、アラで出汁をとった味噌汁も味わい深い

カフェのような店内。舞鶴の魚文化を広めるため、魚の解体ショーなどのイベントや交流拠点の場にも、と考えている

松田さんとスタッフの山本香緒里さん。外観の「スーツまぐろ」のイラストが目を引く
舞鶴市平野屋65
℡080-8210-5911
営/木・金・土11:00~14:00
Pあり(宰嘉庵駐車場利用)
2025年03月28日 14:20