「MCC年間大賞」主催者部門で福知山マラソンが優秀賞 コース刷新、完走メダルなど昨年の見直しが高評価

2026年05月30日 のニュース

 毎年11月開催の「福知山マラソン」が、昨年度のマラソン大会を対象にした「MCC(マラソンチャレンジカップ)年間大賞」の主催者部門で優秀賞を受賞した。コースの刷新や制限時間延長、完走メダル導入などで大会の魅力を再構築し、出場者数がV字回復したことが評価された。

 MCCは、マラソン大会の企画、運営などを手掛ける一般社団法人アールビーズスポーツ財団が主催。全国の主要大会が加盟する企画で、ランナーの応援や大会価値の向上をめざして展開している。

 1万人規模の大会として定着していた福知山マラソンは、コロナ禍による休止後の再開で、エントリー数が一時3千人台まで落ち込んだ。にぎわい回復に向け、官民組織を立ち上げ、大会内容の見直しを進めている。

 一昨年の第32回大会から、まちのシンボルでもある福知山城へ向かって走るルートを取り入れ、制限時間を6時間に延長して参加の間口を広げたほか、メイン会場の三段池公園で地域の食を発信する「ファーマーズテーブルズ」を展開。昨年は完走メダルの製作で地元企業と連携するなどし、ランナーの満足度向上と地域性を高める取り組みを行った。

 その結果、昨年大会には定員6千人を上回る6517人がエントリーし、5817人が出走して盛り返しを見せた。こうした活動や実績が高く評価され、MCCの対象となった全国の98大会の中から、5大会が選ばれた主催者部門優秀賞を受賞した。

 福知山マラソン実行委の委員長を務める渡邊尚生副市長は、「大会を支えていただいた地域のみなさん、ボランティア、協賛企業、関係団体など多くの方々のおかげであり、大変感謝しています。受賞できたことは大変うれしく、誇りに思っており、さらにランナーにも、地域にも愛される大会をめざします」とコメントしている。

 表彰式は7月に東京都で開かれ、優秀賞には賞金10万円も贈られる。実行委では賞金を今大会のランナーへのサービス向上に活用する。

通常エントリーが来月からスタート

 今年の第34回大会は3連休の中日の11月22日に開催。6月1日から市民枠を含む通常エントリーがスタートするため、実行委では広く参加を呼びかけている。通常の参加料は1万1千円だが市民枠は1万円で、参加賞無しを選ぶと9千円になる。5月31日までの先行エントリーには、29日現在で約1600人が申し込んでいる。

 6月からはフルマラソンのほか、10キロ(参加料6千円)▽ファンラン2キロと3キロ(同2千円)▽ファンランペア(同3千円)のエントリーも始まる。いずれも先着順で定員になり次第締め切る。

 申し込みは公式ホームページや市内のスポーツショップなどで受け付ける。また、実行委では大会運営を支えるボランティアも随時募っている。

 問い合わせは実行委事務局の市文化・スポーツ振興室、電話(24)3031へ。 


写真(クリックで拡大)=MCCで高評価を得た昨年大会

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