アマゴ釣りが解禁、愛好家ら雨の中で竿出す 由良川支流
2025年03月17日 のニュース
アマゴの渓流釣りが16日、京都府福知山市内などの由良川支流で一斉に解禁された。あいにくの雨模様だったが、待ちわびた愛好家たちが早朝から竿を出した。
解禁に先立ち、由良川漁業協同組合(日和隆組合長)は15日、福知山、綾部、舞鶴3市にまたがる由良川支流16河川に、アマゴ約320キロ(約1万6千匹)を放流した。
期待を胸に釣り人たちが、放流場所近くの思いおもいのポイントに集まった。三和町大原の川合川では、午前6時の解禁時間と同時に、雨具を着た釣り人が仕掛けを流した。アマゴの反応を待ち、餌に食いついた瞬間、竿を立てていた。
例年楽しんでいるという福知山市内の80代男性は「解禁直後の1時間ほどはよく釣れたが、そのあとは食いが悪くなった。きょうは例年よりも少ない10匹ほどでした」と話していた。
同漁協は「雨の影響で人出は日曜日の割には少なかった。水温が低いこともあり、釣果は多い人で20匹ほど、平均すると5~10匹程度で例年よりも少ない。ただその分、アマゴが川に残るので今後も十分楽しめると思います」という。
アマゴ釣りは9月30日まで楽しめる。市内の各釣具店などで購入できる遊漁券が必要。年券が5千円、日券は2千円。放流場所は同漁協のホームページで確認できる。
問い合わせは内記一丁目の同漁協事務所、電話(22)2844へ。テレホンサービス(22)3346。
写真(クリックで拡大)=アマゴ釣りを楽しむ釣り人(16日に川合川で)