レストラン列車「丹後くろまつ号」春夏コースの予約を開始 豊かな自然を皿上で表現
2025年01月31日 のニュース
京都丹後鉄道(丹鉄)は4月~9月に運行するレストラン列車「丹後くろまつ号」の春夏コースの予約受け付けを30日から始めた。丹鉄沿線の景色を楽しみながら、丹波、丹後の魅力を食で満喫できる3つのコースを用意している。
福知山駅から天橋立駅までの「モーニングコース」(税込み7千円)では、自然豊かな城下町・福知山から“海の京都”を代表する天橋立へ向かう景色の移り変わりを表現した2種類のプレートを提供する。
1皿目は、但馬の新鮮な野菜と但馬鶏を使った「森のトルティーヤ」と宮津ちくわと丹後のイワシなどを詰めた「海のトルティーヤ」を、特製のバーベキューソースやサルサソースなどで味わえる。2皿目は、緑鮮やかな山々を表現した「丹波茶と丹波大納言小豆のモンブラン」などが楽しめるデザートプレートとなっている。
また、途中の大江駅で下車し、駅前の鬼瓦公園の見学や特産品が並ぶ売店で買い物をする時間もある。
このほか、天橋立駅から西舞鶴駅まで走り、海の絶景を眺めながら、丹後の旅路を彩る「浦嶋太郎伝説」に登場する乙姫をモチーフにした御膳が楽しめるランチコース(同1万4500円)。丹鉄沿線で作られた「ヒラヤミルク」や「舞鶴抹茶」などを使用し、季節を感じられる6種のスイーツを味わえるスイーツコース(同5500円)がある。
3コースとも期間中の金~日曜日と祝日の定期運行で、1コースあたりの定員は20人。丹鉄ホームページから予約できる。
電話の場合は予約センター=0570(200)770=へ。
写真(クリックで拡大)=モーニングコースで提供される料理とデザート