昭和幼稚園の子たち 大地さん宅でオオムラサキ観察

2024年06月19日 のニュース

 国蝶・オオムラサキの飼育をしている京都府福知山市厚中問屋町の大地洋次郎さん(83)宅に17日、昭和幼稚園の4歳児24人が訪れ、羽化した蝶を間近で観察した。

 大地さんは1990年から、自宅に飼育小屋を建て、オオムラサキを育てている。今年は7日に羽化が始まった。オオムラサキは羽を広げると12~13センチになり、現在成虫は10匹いる。

 大地さんは園児たちに、オオムラサキについて説明。自然界ではクワガタなどと一緒にクヌギの樹液を吸っていること、さなぎになってから約2週間で成虫になることなどを伝えた。

 5、6人ずつ飼育小屋に入った園児たちは、幼虫の食草のエノキにとまったり、羽を広げて飛ぶ様子を観察。大地さんに手や頭などに蝶を乗せてもらい、「すごい」と喜んでいた。

 女の子は「オオムラサキを見るのは初めて。色がきれいで、可愛かった。手に乗せてもらい楽しかった」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=友だちの頭に乗ったオオムラサキを見守る園児たち

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