スイミングの温水プールで小学校の水泳授業 スタッフが児童を指導
2024年05月24日 のニュース
気温が上がり、各地の小学校で水泳の授業が始まった。京都府福知山市の小学校では、教員に代わってスイミングスクールの専門スタッフが指導をしている。2年前からスタートして対象校を増やし、今年度は全14校が対象になった。
利用しているのは市内和久市町の温水プール「NSI福知山スイミングスクール」。児童たちが温水プールに出向き、指導員に教えてもらうことで、学校プールの老朽化や天候を問わず、安全で継続的に授業ができる。児童の泳力向上や教員の負担軽減も図れるという。
一昨年に大江小学校がモデル校となってスタートし、昨年は7校で採用した。今年度から対象となった夜久野町高内、夜久野小学校は23日が初回となった。全校児童75人が温水プールを訪れ、準備運動をしたあと、学年や習熟度によってグループ分けして授業を始めた。
水に入ると「気持ちいい」と笑顔を見せ、プールの中を歩いたり、バタ足をしたり。水に慣れたあとは、クロールなどをして元気に泳いだ。夜久野小は6月10日まで各学年4回ずつ学ぶ予定で、最終日は泳力の認定テストを受ける。
プール施設が比較的新しい石原の遷喬小には、指導員が派遣され、学校で学ぶ。
写真(クリックで拡大)=「気持ちいい」と笑顔