市ふるさと納税の寄付先に私立3高を追加
2024年04月17日 のニュース
京都府福知山市は、ふるさと納税で市内の福知山成美、福知山淑徳、京都共栄の私立3高校を寄付先として選べるようにした。寄付の使い道に「私立3高校の教育環境の充実」を追加し、学校を指定して寄付ができるように設定した。
私立3高校が1月に、市へふるさと納税の寄付先として各校への支援が選択できるように要望書を提出していた。
市がふるさと納税で活用するサイト「さとふる」「ふるさとチョイス」「ふるなび」で対応しており、「楽天ふるさと納税」でも今後できるようにする。
市へのふるさと納税では、寄付金の使い道として「教育、スポーツ及び文化・芸術の振興に関する事業」「健康や福祉などの充実に関する事業」などを選ぶ項目があり、その中に私立3高校分を追加している。
学校別に1年間の寄付額合計の50%を翌年度にそれぞれ交付。寄付額の残り50%は返礼品や事務の経費などに充てる。市内からも寄付はできるが、返礼品は市外からの寄付者のみが対象になっている。
市は「母校を卒業した人に、再び福知山へ愛着を深めていただく機会になることを期待しています」としている。
問い合わせは市秘書広報課、電話0773(24)7000へ。
写真(クリックで拡大)=福知山市にある私立3高校