小学校1年生 各校で給食当番デビュー
2024年04月17日 のニュース
新年度になり、京都府福知山市内の小学校で学校給食が始まった。新1年生にとっては、食器やおかず運び、配膳と初めてのことだらけ。慣れないかっぽう着姿で当番の仕事を一つひとつ丁寧にこなし、小学校生活最初の給食を味わった。
北本町一区の昭和小学校(葦原宏校長)の1年生124人は15日が初めての給食。4時間目に学校給食についてや給食当番の役割、かっぽう着と帽子の着方などを学んだあと、準備に取り掛かった。
食器当番、小さいおかず当番など、それぞれに割り振られた役割が記されたカードを首から下げて、給食室へ出発。給食配膳員と学校用務員に声をそろえてあいさつをしたあと、担当の食器と給食を受け取った。
大きな食缶や牛乳などは「重たい」と言いながら2人1組で力を合わせて運び、やかんやトレー担当の子は「こっちは軽いよ」と掛け合いをしつつ、和気あいあいと教室へ。配膳担当の子が先生と一緒にメニューを皿に盛りつけている最中も「おなか減った」と待ちきれない様子で、全員分がそろうと、待ってましたの「いただきます!」。みんなで手を合わせて食べ始めた。
この日の献立はカレーライス、オニオンドレッシングサラダ、米粉のクレープ、牛乳。大きく口をあけて給食を頬張り、「おいしい!」と笑顔を見せていた。
クラスで2番目に早く食べ終わった高松すずさんは「カレーライスがおいしかった。(配膳も)うまくできました。一番好きなビーフシチューが給食で出たらうれしい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=食器や食缶を運ぶ1年生たち(昭和小で)