宮崎市の事故を受け 市スポーツ協が落雷への注意喚起

2024年04月12日 のニュース

 宮崎市内のグラウンドに雷が落ち、サッカーをしていた高校生18人が、病院に搬送された事故を受け、京都府福知山市スポーツ協会(冨士原正人会長)は8日、和久市町にある福知山SECカーボンスタジアムに、落雷への注意と雷検知器の利用を促す貼り紙を取り付けた。

 警告音とLEDランプで雷の接近を知らせる雷検知器は、2017年に購入。協会事務所がある市民体育館に置き、グラウンドの利用受け付けの際に貸し出していたが、3日の落雷事故を機に活用をさらに促そうと、貼り紙を作った。

 検知器の使用方法のほか、真っ黒い雲が近づく▽雷の音が聞こえる▽急に冷たい風が吹く-といった落雷の兆候があれば、活動を中止するよう呼びかける貼り紙も作り、一緒に掲示している。

 また協会が管理する岩井の多目的グラウンドでも、同じ貼り紙を付けて注意喚起。検知器の貸し出しもしている。長田野グラウンドについては、利用受け付けをする長田野体育館に検知器を配置する予定。これに合わせて、貼り紙を取り付ける。

 協会専務理事の芦田收さんは「宮崎市内で痛ましい事故が起き、協会でも何か対応をと、貼り紙を作りました。練習や試合中にも雷には十分注意を払い、検知器などで兆候があれば、すぐに競技を中止して安全なところへ避難してほしい」と話している。


写真(クリックで拡大)=検知器と落雷への注意を促す貼り紙

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