成美高女子ソフトテニス、近畿選抜初優勝して全日本出場
2024年01月30日 のニュース
京都府福知山市水内、福知山成美高校ソフトテニス部女子が、滋賀県でこのほど開かれた近畿高校選抜団体戦で初優勝し、全日本高校選抜大会への切符を手にした。近畿の決勝では、昨年の全日本大会で1位になった強豪・和歌山信愛を撃破。5年ぶり6回目の進出を決めた。
女子の部の団体戦は、各府県大会1位の6校と2位の6校が、それぞれ3校ずつ4グループに分かれ、予選リーグを実施。成美の女子は、府県1位同士のリーグを2連勝で突破し、1、2位決定戦に駒を進めた。
5位までが全日本の出場権を獲得できるため、成美はこの時点で進出が決定。それでも気を抜かず、近畿の初優勝をめざして挑み、大事な1ペア目に勝利。2ペア目は敗れたが、最終の3ペア目を制して頂点に立った。
特に優勝をかけた最終試合は激戦となり、主将で2年の瓦井ひより選手(岡山県・就実中出身)と大川愛織選手(北城陽中出身)のペアが奮闘。2-4から粘りを見せて追いつき、最終的に7-4で逆転勝利を収めた。
瓦井選手は「それぞれが自分らしくプレーでき、優勝できてうれしい。消極的にならず、楽しく試合に挑めたのが良かったです。全日本でも自分たちのテニスを貫き、ベスト4を目標に頑張りたい」と話している。
全日本大会は、愛知県名古屋市の日本ガイシホールで、3月28~30日に開かれる。
近畿の優勝メンバーは次のみなさん。
瓦井ひより、大川愛織、高本來実(和田山中)、吉本葵(北海道・静内第三中)、間屋口紗良(南陵中)、荻野花(綾部中)=以上2年▽大西桃果(日新中)、人見愛歩(南陵中)=以上1年
写真(クリックで拡大)=近畿団体戦での優勝を喜ぶメンバー