放火で焼失の愛宕神社 再建機運をと春の大祭実施

2024年01月19日 のニュース

 火除けの守護神として知られる京都府福知山市前田の愛宕神社で23、24両日、春の大祭が営まれる。昨年6月、放火による火災で社殿は焼失したが、神を招き降ろす神籬(ひもろぎ)を境内に立て神事を行う。宵宮の23日は午後1時から7時まで、本宮の24日は午前8時から午後1時まで。お札の授与も行う。祭礼は24日午前11時から営まれる。

 同神社は京都・山城の愛宕神社の分霊を祭って410年余り。地元の前田、土師両地区の住民が代々管理を続けてきたが、放火されて本殿や拝殿などの社殿を失った。

 火災のあと、8月に総代や自治会長らで愛宕神社再建委員会(土手隆晴委員長)を立ち上げ、委員を中心に活動を続けていて、再建への機運を高めるためにも春の大祭の実施を決めた。

 氏子総代世話役でもある土手委員長は「これまで参拝しておられた方はもちろん、多くの人に神社の現状を見ていただき、再建に向け活動する委員会を応援してもらえれば」と話している。

■寄付口座開設 境内に募金箱も■

 両日は、境内に再建の協力金を受け付ける募金箱を設置する。

 再建委員会は、社殿再建に向けた寄付を募っていて、口座振り込みのほか、郵便振替でも受け付ける。口座は京都農業協同組合とゆうちょ銀行の2つ。

 京都農業協同組合(金融機関コード6990)は、福知山東部支店(店番047)の普通預金、口座番号は0017104、口座名義は「愛宕神社再建委員会」。

 ゆうちょ銀行は店名448の普通預金、口座番号は4419101、口座名義は同じ。

 郵便振替の払い込み口座番号は00950-2-335990、口座名義は同じ。

 問い合わせは同委員会事務局、携帯電話090・9625・2283へ。

 

写真(クリックで拡大)=社殿が焼失した境内

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