Jリーガー大槻兄弟が指導 少年サッカーフェス

2023年12月15日 のニュース

 京都府福知山市今安出身で元プロサッカー選手の大槻優平さん、弟で現役Jリーガーの周平さんが特別コーチを務める「福知山少年サッカーフェスティバル」が10日、猪崎の三段池ラビハウスフィールドで開かれた。市内5チームの約170人が、練習や試合を通じて、憧れの存在から技術を学んだ。

 選手同士の交流や広くプロの指導を受ける機会にと、福知山サッカー協会少年部が主催。2部制で午前に3・4年、午後に5・6年に分けて行った。

 午後の部には約70人が参加。両足を使ったドリブル、リフティングなどで体を温めた後、3対1のパス回しのトレーニングをした。大槻兄弟から「常にパスコースを作って」「誰がフリーなのかよく見て自分で探して」といったアドバイスを受けていた。

 ゲーム形式の練習では、他チームの選手同士でつくる合同チームでの対戦で、大槻兄弟はパスをもらったチームの味方になる「フリーマン」として参加。普段は別チームの選手たちだが、声をかけ合ってパスをつなぎ、力強いシュートで果敢に得点を狙っていた。

 修斉SC主将で惇明小6年の河西徠君は「プロ選手たちの指導は楽しいし勉強になります。技術など盗めるものは盗んで、もっと練習したい」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=大槻周平選手とプレーする子どもたち

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