福知山マラソン 沿道の声援を背に晩秋の丹波路駆ける

2023年11月24日 のニュース

 晩秋の丹波路を駆け抜ける第31回福知山マラソン(福知山市、市陸上競技協会など主催)が23日、猪崎の三段池公園を発着点に開かれた。秋晴れの下、全国から参加した3050人が、沿道からの声援を背に、紅葉に彩られた大江山や由良川沿いの景観を楽しみながらさっそうと走った。

 マラソン事務局によると、スタート時の気温は20・7度と高く、ランナーたちは午前10時30分の号砲とともに一斉に駆け出した。その後も気温は上昇し、午後2時には夏日に迫る23・9度を記録。早めに水分補給をするよう気を付けながら、音無瀬橋を渡り、市街地を抜け、新音無瀬橋から由良川右岸の府道を北上し、大江町二箇下で折り返した。

 暑さや疲れなどからペースが落ちたり、歩き始める選手もいたが、「あと少しですよ」「頑張れ」などの声援を励みに、ゴールへ向かって一歩ずつ前に進んでいた。

■男子優勝は森井選手 女子は太田選手■

 日本陸連公認コースの42・195キロを2660人が完走。レースの結果、男子は森井勇磨選手(33)=京都市、京都陸上競技協会=が2時間22分28秒で、女子は太田美紀子選手(48)=亀岡市、京都炭山修行走=が2時間52分43秒で優勝した。

 

写真(クリックで拡大)=三段池公園を一斉にスタートするランナーたち

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