11月の観測史上最高 福知山の気温27・5度
2023年11月04日 のニュース
高気圧に覆われて晴れ間が広がった3日、京都府北部、福知山地方の最高気温は27・5度を記録し、11月の観測史上最高を更新した。これまでの最高気温は1976年11月4日の26・0度。記録的な暑さとあって、ウォーキングイベントでは、歩いているうちに薄着になる人の姿が目立ち、立冬(8日)を前に季節外れの風景が広がった。
福知山市の昭和地区福祉推進協議会(横江正孝会長)は3日、地区内に点在する神社11カ所を巡る「まちなかウォークラリー」を開き、参加した住民71人が、雲一つない青空のもとで元気よく歩いた。
新型コロナウイルス禍中の昨年から、密を避けて楽しめるイベントをと始めた。住民の健康増進と交流、地域の神社を知ってもらうことも目的にしている。
昭和小学校がスタート・ゴール。目的地は聖神社(厚東町)、道官稲荷神社(西本町)、加茂神社(東羽合)など11カ所(約8キロ)だが、疲れたら途中で戻るのも可能で、学校近くの9カ所を回った人がいれば、11カ所全てを巡る人も。
家族や友だち同士で参加した住民は、各神社でスタッフからもらえるシールを貼るための台紙や地図を持って、目的地へ向かった。午前中の開催だったが、正午近くになると気温は24度ほどになり、汗ばむ人も多かった。
水難よけの神様を祭る水天宮社(下柳町)でシールをもらった昭和小1年の女子児童は「ここは来たことがあります。少し疲れたけど、楽しかった」と話し、神社に手を合わせていた。
ゴール後は飲み物と、ノートや洗剤、おもちゃなどから3種類を選んで持ち帰った。
写真(クリックで拡大)=シールをもらう子どもら