雪が降ったかのよう 長田段で一面にソバの花

2023年09月29日 のニュース

 京都府福知山市長田段の野台田郷管理組合(大西智久組合長)が管理する広大な畑で、ソバの花が見ごろを迎えている。小さな花が咲き誇って満開となり、まるで雪が降ったかのように白の世界が一面に広がっている。

 地域活性化のため、そば事業部が2015年から栽培を始めた。当初は2ヘクタールほどだった畑は年々拡大し、現在は5ヘクタールほどになっている。今年は台風7号豪雨の影響で種まきが遅れ、例年に比べると10日ほど開花がずれている。ただ、連日の猛暑の影響からか、例年より草丈は高く育ち、中には150センチほどのものもある。

 大西組合長(60)は「すぐそばにヒガンバナも咲き始めていて、もう少ししたらきれいな紅白の花を同時に見られるのでは。今年は雨などによる被害も比較的少なく、よい出来になっています。今から収穫が楽しみです」と話す。

 花の見ごろは10月上旬までで、下旬から収穫を始める予定。場所は西日本JRバスの砂子池バス停の南にあり、ほ場のあぜ道を歩いて見学できる。車で行く場合は砂子池グラウンドの駐車場を使う。

 

写真(クリックで拡大)=畑を白く染めるソバの花

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