土~石原の府道に歩道 府が用地買収

2023年06月26日 のニュース

 京都府は、府道福知山綾部線で歩道が未整備の福知山市土~石原の730メートル区間で「自転車歩行者道」を新設する。通学路として生徒らもよく通る箇所で、2021年度に事業着手して測量設計などをしてきた。今年度は9千万円を組み、用地買収などを進めていく。

 福知山、綾部両市の市街地を結ぶ東西幹線道路で車の通行が多く、府中丹西土木事務所は「都市基盤、防災両面で重要な路線」とする。

 事業区間は、フレッシュバザール福知山さとう東野パーク店そばからローソン福知山石原店前まで。道路はJR線路と住宅地の間を走っていて、住宅地側で用地を確保して、工作物で車道と区切る幅3・5メートルの自転車歩行者道などを整備する。

 総事業費は9億5千万円で、昨年度までに測量や設計で3千万円を執行済み。事業完了年度は未定だが、同事務所は「大規模な立ち退きをしなくてもよさそうで、自転車利用者や歩行者の安心安全のためにできる限り早く進めていきたい」としている。

 

写真(クリックで拡大)=自転車歩行者道を新設する福知山綾部線

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