鉱石割ってキラキラの“宝石”見っけ 図書館三和分館
2023年06月22日 のニュース
鉱石をテーマに自然の不思議を学ぶ教室が、京都府福知山市三和町千束の三和会館でこのほど開かれた。市内外の親子ら50人が参加して鉱石を割る作業を体験。「キラキラの宝石が見つかりますように」と願い、目を輝かせながら、金づちでたたいた。
身近にある不思議なことを、実験を通して学ぶ教室「わくわくスタディ」の第2弾として、市立図書館三和分館(塩見留美分館長)が主催。鉱石に詳しい市自然科学協力員、森下修次さん(67)と足立泰樹さん(35)が講師を務めた。
会館内で鉱石にまつわる絵本の読み聞かせを聴いたり、鉱石を割る際の注意事項について2人から説明を受けたりしたあと、屋外に移動した。
森下さんらが準備した鉱石の中から、好きなものを選んでカッチン、カッチン。一人で黙々と割る子、親子で協力して作業する姿もあり、それぞれ期待を込めて金づちを振り下ろした。
人気の高い水晶や黄鉄鉱、磁硫鉄鉱などが見つかり、「キラキラしたのがある」と、子どもたちは大はしゃぎ。お気に入りの鉱石は、大事そうに袋に入れて持ち帰った。
三和小学校4年の細田楓菜さんは「宝石や鉱石に興味があり、参加しました。たたくのは大変だったけど、うまく割れて、中からきれいな鉱石を見つけることができ、とても楽しかったです」と喜んでいた。
写真(クリックで拡大)=キラキラの鉱石ゲット!