放火されない環境づくりを 福知山市消防本部
2023年06月19日 のニュース
京都府福知山市で夜間の連続不審火と見られる火災が相次いでおり、市消防本部に一人ひとりができる放火対策について聞いた。
「放火されない、させない環境づくりが大切」で大きく五つあるという。
①家の周りに燃えやすいものを置かない②ごみは決められた日時に決められた場所に出す③外部から簡単に入れないよう門扉や車庫に施錠をする④建物の周囲や人目に付きにくい所に常夜灯を設置する⑤草刈り後の枯れ草を回収する―ことを挙げている。
福知山市では15日夜に前田で神社が全焼、16日には車で5分ほどの距離の神社で板塀が燃え、18日未明には中間点のホームセンターで軒先の商品などが燃えた。いずれも当時は無人で、近くに火の気は無かった。消防と警察で3件の火災の関連や不審火の可能性を含め、慎重に捜査を進めている。
写真(クリックで拡大)=全焼した愛宕神社で警察と消防が出火原因などの現場検証をした(16日)