福知山のインフルエンザが注意報レベルに

2023年01月21日 のニュース

 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念されてきた中、京都府感染症発生動向調査によると、中丹西保健所管内(福知山市域)で、今年第2週(9日-15日)の定点(調査対象1医療機関)あたりのインフルエンザ患者報告数が13・40と、注意報の目安となる10・0を上回った。府は「増加傾向にあるため、感染対策を」と呼びかけている。

 定点患者報告数は、中丹西に続き山城北8・94、中丹東7・75、乙訓6・43など。年齢階級別では多い順に10歳から14歳が166人で14%、15歳から19歳が152人で13%、20代が136人で全体の11%となった。

 府は感染対策として、体調が悪い時は休む▽マスクの着用▽手洗いや消毒▽換気を予防策として挙げており、「学校が始まったことで、子ども間での感染から家庭内感染へと広がっていくことを危惧しています。予防は新型コロナウイルス対策と同じなので、基本の対策を徹底してほしい」としている。

■新型コロナ感染も続く■

 新型コロナウイルスの感染者数は12月から増え、第2週(1月9日-15日)までは一日で平均2600人ほどだったが、第3週は19日までで平均1800人ほどと、やや減少傾向となっている。

 府内全体の一日の新規感染者数は、12月が455人~3965人に対し、1月は19日までで661人~4267人で推移。一日当たりの新規感染者の平均は12月が2364人で、1月は2410人。直近は減少傾向を示しているが、感染者自体はまだ多く、注意が必要になる。

 

写真=基本の感染対策の徹底を

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