雨をはねのけ福知山マラソン 晩秋の丹波路に2961人
2022年11月24日 のニュース
新型コロナウイルスの影響で2年延期していた「第30回福知山マラソン」(福知山市など主催、実行委員会主管)が23日、京都府福知山市猪崎の三段池公園を発着点に開かれた。フルマラソンのエントリーは、過去最少の3553人。このうち2961人が出場し、大江町二箇下を折り返すコースで競った。晩秋の丹波路に3年ぶりにランナーの姿が戻り、雨をはねのけて力強く駆け抜けた。
朝からの雨がスタート直前は一時やみ、気温は13度。晴れ間も見え、ランナーたちの熱気も最高潮を迎えた午前10時30分。3年待ったランナーたちが号砲で一斉にスタートした。
由良川の音無瀬橋を渡って市街地を抜け、新音無瀬橋から由良川沿いに戻り、大江町二箇下を折り返すコースを走った。雨が強まる時間帯もあったが、沿道の声援を力にして、2585人が完走した。
レースの結果、男子は行場竹彦選手(37)=東京都江東区、鳩印G&T川﨑=が2時間21分55秒で、女子は矢尾桃子選手(22)=大阪府枚方市、関西外国語大学=が2時間39分36秒で優勝。女子は大会新記録となった。
写真=一斉にスタートするランナー