三和分校生が育てたタマネギ苗 ドライブスルー式で販売

2022年11月08日 のニュース

 福知山市三和町千束の京都府立福知山高校三和分校(大久保博之副校長)はこのほど、農業科が育てたタマネギ苗を販売した。事前予約制で、受け渡しにはドライブスルー方式を採用。生徒たちは、車で訪れた市民らを会場まで案内し、苗を手渡した。

 苗は生徒たちが9月上旬に種まきをして、丹精込めて育ててきた。「育てやすい苗だ」と毎年好評で、リピーターが多いといい、今年も予約受け付けを開始すると、用意した200束がすぐに売り切れた。

 社会に出てから役立つよう、さまざまな販売方法を経験させていて、今年は初めてドライブスルー方式にした。

 1年生8人が担当し、車の誘導係、名前と購入数量の確認係、苗の引き渡し係に分かれて実施。てきぱきと仕事をこなし、引き渡しが終わると「ありがとうございました」と元気に伝えていた。

 1年の山口希硬君は「購入したみなさんに、感謝の気持ちが伝わるよう心がけ、接客しました。しっかり育てていただき、おいしく食べてほしい」と話していた。

 

写真=ドライブスルー形式で苗を手渡した

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