「地震の時はダンゴムシ」園児が起震車に乗って『震度4』の揺れを体験
2022年10月18日 のニュース
京都府福知山市大江町関、市立げん鬼こども園の5歳児20人が18日、東羽合の市消防防災センターで起震車を体験して、地震の際に身を守る正しい行動について学んだ。
起震車体験は、市内の幼稚園や保育園など35保育施設で作る市幼年消防クラブ連絡協議会(塩見徳哉会長)と、市消防本部が共催して毎年実施している。今年度は10月3日から26日までに計30園の4、5歳児らが順次参加する。
げん鬼こども園の園児たちは、福知山消防署予防課の田辺英樹課長補佐から、地震が起きた時にはしゃがみ込んで頭を守るダンゴムシのようなポーズをすることを教わってから実践。震度4の揺れを再現する起震車で、机の下に素早く逃げ込み、ダンゴムシのポーズで揺れが収まるのを待った。
この後、引率の先生が震度7を体験。見ていた園児たちは立っていられないほどの地震の恐ろしさを感じ取っていた。
田辺課長補佐は「起震車体験での学びが、小学校での防災教育活動にもスムーズにつながっていくことに期待しています」と話していた。
写真=起震車を体験する園児(きょう午前10時20分ごろ)