「役立つ資格を」と福高三和分校でフォークリフト講習

2022年10月01日 のニュース

 福知山市三和町千束の福知山高校三和分校(大久保博之副校長)はこのほど、フォークリフト特別教育講習会を開いた。農業科の生徒が対象で、希望した7人が受講し、フォークリフト(最大積載荷重量1トン未満)の運転に必要な修了証が授与された。

 フォークリフトは、多方面の職種で欠かせない運搬機械。農業では、堆肥や苗を運ぶ際などに利用可能で、物流や食品業界など、ほかの幅広い業種でもさまざまな場面で使用されている。

 運転できると、農業分野を含め、多様な就職先で役に立つことから、毎年同校では講習会を実施。講師は、コマツ教習所近畿センタ(大阪府豊中市)の職員が務めた。

 生徒たちは先に座学を受講。別の日の実技は、講師から指導を受けながら、順番にフォークリフトを操縦した。前進と後退、フォークをリフトアップさせ、物を持ち上げる操作などを学んだ。

 初めは緊張し、ぎこちなく操縦していた生徒たちだったが、慣れてくると安全に配慮しながらも、滑らかに操作できるように。試験にも全員が合格し、修了証を受け取ることができた。

 実技の前半で、農業科2年の鳥渕篤司君は「綾部市の実家が牧場を経営していて、フォークリフトは堆肥を運ぶときなどに使うので、受講しました。フォークを上下させるとき、まだ操作を迷う部分があるので、徐々に慣れていきたい」と話していた。

 

写真=実技でフォークリフトを操作する生徒

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