福高附属中3年生が考案 「万願寺甘とうクッキー」ワンダーマーケットで販売
2022年09月24日 のニュース
京都府福知山市土師の福知山高校附属中3年生4人が、授業の一環で「万願寺甘とうクッキー」を作った。25日に市内の新町商店街で開催されるワンダーマーケット(午前10時~午後3時)で販売し、150袋の完売を目指す。
生徒たちは総合的な学習「みらい楽」で、府北部地域の活性化を目標に活動。そこで舞鶴市発祥の「万願寺甘とう」に着目し、多くの人に魅力を知ってほしいとの思いで、スイーツ作りを考えた。万願寺甘とうは、JA京都にのくにから提供を受けた。
製作、販売にあたり、駅前町の洋菓子店「Captain Ts」(高山慎也オーナー)に協力を求めて、コラボが実現。夏休み期間中に意見交換や試作などを重ね、ペースト状にした万願寺甘とうを加えたクッキーを試作した。色や形は万願寺甘とうに似せた。
21日には生徒たちが店舗を訪れ、厨房に入って、販売するクッキー作りを手伝った。計量、焼く、混ぜる、こねるなどの工程をこなした。
リーダーの山口未緒理さんは「商品を販売するのは初めての挑戦なので緊張しますが、完売を目指して頑張ります。今まで万願寺甘とうに触れてこなかった人に手に取ってもらい、興味を持ってもらえたら」と話していた。
販売するクッキーは2個入り200円(税込み)。
写真=万願寺甘とうクッキーを完成させた生徒たち