移住希望者が先輩移住者や住民と交流 自然豊かな三和町で
2022年06月15日 のニュース

京都府福知山市三和町の住民自治組織・三和地域協議会(松下正美会長)はこのほど、千束の小中一貫教育校・三和学園で移住者交流会を開いた。町内の移住者や移住希望者、地域住民の計36人が参加。昼食にカレーを食べ、談笑した。
移住者同士や住民が交流し、つながりを強める機会にと、同協議会が年1回開いていて、コミュニティーを広げる場になっている。5回目となる今回は、新型コロナウイルス禍で3年ぶりの開催となった。
参加者の自己紹介のあと、福知山市土に店を構える「スパイスカレーガルミー」のカレーで昼食を取った。本格的なカレーはおいしく、大人も子どもも笑顔に。そのあとの自由時間では、移住希望者が先輩移住者に話を聞いたり、住民同士で意見交換したりするなど、交流を深めていた。
東京都八王子市から移住してきた茎田和樹さんは、妻と子ども2人の4人家族。昨年7月からお試し住宅制度で三和町に住んでいた。現在は旧市域で生活しているが、空き家が見つかり次第、三和町に移りたいと語る。
茎田さんは「自然豊かなところで子育てをしたいと思い、移住を決意しました。子どもたちが虫に触れるようになるなど、元気に育ってくれていてうれしい」と話していた。
写真=一緒にカレーを食べ、交流を深めた参加者