初夏に真っ白、雪の木 大江山で4年ぶりにミヤマフジキ

2022年06月16日 のニュース

 丹後天橋立大江山国定公園の大江山中腹、京都府福知山市大江町佛性寺の府道沿いで、マメ科の木、ミヤマフジキ(ユクノキ、雪の木)の白い花が満開となっている。開花は2018年以来4年ぶりで、ドライバーらが車を止め、見入っている。

 旧物成公民館グラウンド近くに自生していて、高さは19・8メートル、胸高の幹回りは2・06メートル。樹齢は90年とされる。

 地元の市自然科学協力員、岩佐隆さん(87)によると、1週間ほど前にピンク色のつぼみが目立ち始め、10日に開花した。枝いっぱいに白い花が咲き、遠くからだと、雪が降り積もったように見える。

 岩佐さんは「以前は毎年咲いていました。近年は咲かない年もありますが、理由は分かりません。幹を見ると元気なので、不思議ですね」と言う。見ごろはあと1週間ほど。

 

写真=白い花が咲くミヤマフジキの高木

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