地元の米でおいしい地酒を 「大江で造る会」が五百万石を田植え

2022年05月12日 のニュース

 福知山市大江町の住民らでつくる「大江で地酒を造る会」(大槻博路会長)はこのほど、町内の田んぼで地酒「大鬼」の原料となる酒米五百万石の苗を植えた。小雨が降るあいにくの天気だったが、地元の米でおいしい酒を飲もうと、作業に力を入れた。

 造る会は1996年から町内の田んぼで酒米作りを開始。収穫した米は宮津市のハクレイ酒造で、地酒「大鬼」に仕込んでもらい、福知山市内の酒店などで販売。左党から人気を得ている。

 田植えは二箇地区2カ所、内宮地区1カ所の計3カ所(約55アール)でした。造る会の会員5人が出て、4条植えの田植え機を使い、苗を植えていった。田んぼの隅は機械が入りにくいため、手で補植した。

 稲刈りは9月中ごろを予定している。大槻会長(72)は「苗の出来は上々で、電気柵を付けるなどの獣害対策もしていきますが、水害が起きないことを願っています」と話していた。

 

 

写真=苗を補植する造る会の会員たち(内宮で)

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