閉校したけれど-旧明正小をいつまでも美しくと住民らが除草
2022年05月12日 のニュース

京都府福知山市夜久野町井田にある旧明正小学校でこのほど、美化作業があった。子どもからお年寄りまで約20人が参加し、除草やせんてい作業をし、一帯は見違えるほど美しくなった。
2013年に閉校したが、校舎は今なお地元のシンボルとの意識が強く、地元の天理教の米澤真一さんが呼びかけ、地元自治会(荻野成生自治会長、55戸)と共催する形で続けている。
グラウンド部分は事前に自治会有志が農業用機械を使って除草しており、本番の日は玄関のある市道側を中心に作業。庭の記念植樹のせんていや校舎前の除草などを分担し、半日がかりで終えた。
荻野自治会長は「市が管理する施設ですが、学校がある場所は地区の玄関のような存在で、景観が損なわれないように作業を欠かさず続けています」と話していた。
写真=熱心に美化作業をする参加者