「鬼タク」で大江観光 GW中にシャトルバス運行
2022年04月24日 のニュース
京都府福知山市大江町の住民自治組織、大江まちづくり住民協議会(桑原守朗会長)は、ゴールデンウィーク中に、大江地域交通空白地有償運送「鬼タク」の観光向けシャトル便を走らせる。
鬼タクは大江地域で運行する地域住民の自家用車による送迎サービスで、昨年7月に始めた。生活利用のほか、町内の観光利用客向けに、2コースを走らせているが、ゴールデンウィーク中に大江町へ観光で訪れる人たちの利便性を考え、シャトル便を運行する。
運行日は29日から5月8日までの土、日曜日と祝日の8日間。予約制で10人乗りの車などを使う。乗員が車両定員を超えた場合は予約の受け付けができない。
2コースの便は、一つは京都丹後鉄道大江駅~元伊勢外宮神社~内宮神社~二瀬川渓谷~酒呑童子の里(大江山グリーンロッジ、日本の鬼の交流博物館)~鬼嶽稲荷神社へと向かう「大江山号」。もう一つは、同駅~才ノ神の藤公園に向けて走る「才ノ神号」。
大江山号は一日につき3往復で、途中の停留場所で降りたり、乗ったりすることができる。才ノ神号は2往復する。
運賃は片道1回で1人800円。利用したい人は希望日の2日前の午後5時までに、ふく福タクシー、電話(33)5533へ。受け付けは月~土曜日の午前8時30分~午後5時。祝日は休み。
出発時刻などシャトル便についての問い合わせは大江まちづくり協議会事務局、電話(56)1055まで。
同協議会は「大江町には鬼に関連する場所など、観光名所がたくさんあるので、ぜひ連休中に来てもらい、シャトル便を利用していただきたい」と呼びかけている。
写真=シャトル便で使う予定の車