理科の実験道具や楽器など廃校備品を市民に販売 2日で旧天津小に420人

2022年03月15日 のニュース

 京都府福知山市は12、13両日、廃校に残る備品の一般向け販売会を勅使の旧天津小学校で開いた。かつて児童たちが使っていた机やいす、楽器などを求めて、両日で延べ420人が訪れた。

 これまで、廃校の備品は他校や市役所で使えるものは再利用し、それ以外は廃棄処分していたが、SDGs(持続可能な開発目標)の推進や、市民満足度、市の財政健全化にも役立つとして、初めて販売会を企画した。

 旧天津小(2020年閉校)と旧育英小(13年閉校)の2校で使用されていたフラスコ、家庭科室のガスコンロ、鉄琴など約460点を、100円から5千円で販売。グランドピアノは入札とした。

 一度に入場できる人数を制限するなど新型コロナウイルスの感染対策を講じて実施。両日とも整理券配布の2時間ほど前から来場があり、家族連れらが備品を手に取り品定めをした。楽器や机、いすが人気で、ほぼ売れたという。

 13日に訪れた60代女性は「娘に頼まれて顕微鏡などを購入しました。学校の備品は目にする機会がないので楽しかった。廃棄はもったいないので良い取り組みだと思う。また次回もあれば参加したい」と話していた。

 市資産活用課は「想定していたよりも大きな反響で、初日で完売しそうな勢いでした。SDGsの観点から今後も継続した取り組みにしていきたい」と話している。

 総販売額はピアノを除き約30万円だった。

 市は販売会のほか、学校図書の無料の譲渡会を旧天津小(12、13両日)と旧育英小(13日)でそれぞれ開いた。2会場で計280組が訪れ、絵本や辞典など、1人10冊以内を持ち帰った。

 

写真=シリンダーなどの実験道具が並んだ

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