【2022予算】救急業務の最前線での集団感染防止に、消防庁舎改修

2022年03月03日 のニュース

 新型コロナウイルスが存在していることを前提として共存を探るポストコロナ社会、激甚化する自然災害への備え、老朽化するインフラの再整備など、安心安全のまちづくりは、地方自治体が直面する大きな課題となっている。福知山市の新年度当初予算案から、関連する事業をまとめた。

 救急業務に携わる消防職員は、コロナ患者の搬送にもあたり、感染の恐れが高い前線にいる。職員の集団感染を防ぐために、消防庁舎改修に1千万円を組んだ。

 福知山消防署東、北両分署にある共同利用型の仮眠室や浴室を個室化する。仮眠室は面積に限りがあるため、L字型の部屋をパズルを組み合わせるように配置して、空間を最大限活用する。新年度は設計業務で、2023年度の早期着工をめざす。

 福知山消防署では、出動隊が戻ってきたときに使用する車庫などのレバー型水栓を非接触型に改修する。

■消防団員の報酬増額へ■

 災害の多様化と人員確保対策で、消防団員の処遇改善を図る。

 総務省消防庁が示した基準を参考に、団員の年額報酬を従前の2万2500円から3万6600円(消防庁基準額より100円増)に増やす。階級間の均衡を図るため、班長は3万1500円から3万7200円に引き上げる。

 更に、災害や警戒時の出動を「1回2千円」の一律から、出動時間数に応じて3千~8千円と手厚くする。訓練などの参加報酬も増額する。

 また、分団ごとでばらばらの雨具を、視認性、耐水性、透湿性の高い統一品で新たに市が支給する。

 消防団活動事業の予算額は前年度当初から1・6倍の1億4500万円になる。

■大江の内水対策 出水期に一部稼働■

 大江町河守~公庄地区で進めている内水対策は3億3500万円。計3トンの排水ポンプ場のうち1トン分を、出水期前の5月末までに完成させる。貯留量5千立方メートルの調節池も併せて完成させる見込み。残るポンプ2トン分は23年の出水期に間に合うようにする計画。

 このほか、自治会要望の道路の危険箇所改良200件に対して3700万円。計画的に取り組んでいる小中学校施設改修に8100万円などがある。

 

写真=消防分署の仮眠室。改修して個室化する

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