鬼博物館30周年に特別企画 福知山市がCFで寄付を募集
2022年03月03日 のニュース
京都府福知山市は、日本の鬼の交流博物館(大江町佛性寺)が、開館30周年を迎える来年に実施する特別企画を盛り上げるため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)で寄付を募っている。目標額は100万円。
鬼博は大江山の山中にある河守鉱山跡地に造られ、旧町時代の1993年に開館した。大江山の鬼退治伝説にまつわる品々のほか、世界中の鬼の資料を所蔵、展示している。
アニメ「鬼滅の刃」のヒットの影響で、鬼博を訪れる人が一時増えたが、新型コロナウイルス感染の拡大で臨時休館になったりして、鬼や鬼伝説のPRの機会が減ってきている。
寄付は、ふるさと納税運営サイト大手の「さとふる」のクラウドファンディングページで募っている。返礼品は額に応じて、鬼の酒呑童子や源頼光らの特製アクリルスタンド、鬼おにマスク、厳選鬼みやげなどを用意した。
集まった寄付金は特別企画の事業のほか、鬼に関する講演会やワークショップの開催費用にあてる。1日現在、29人から39万5千円が集まっている。寄付は31日まで受け付ける
写真=来年特別企画をする日本の鬼の交流博物館