犯罪被害者の支援に-CFで活動資金募る コロナ禍で街頭募金できず

2022年02月10日 のニュース

 公益社団法人京都犯罪被害者支援センター(京都府京都市上京区)は、インターネット上で支援者を募る寄付型のクラウドファンディング(CF)を活用し、活動資金を集めている。28日までCFサイト「Good Morning」で受け付けている。

 同センターは、犯罪や事故などの被害者、またその家族らが被害から回復するために必要な支援をと、1998年に設立。研修を受けたボランティアの相談員が電話相談や面談などに無料で応じている。

 2016年には、府北部における支援の拠点として、福知山市役所旧本館に「ほくぶ相談室」を開設。月曜日と木曜日の正午から午後4時まで、相談員が交代で電話相談などを受けている。

 相談員が被害者の自宅訪問や裁判の代理傍聴などへ向かう際の交通費、広報費などの必要経費は、行政からの補助金だけではまかなえず、その多くを会費や寄付金を活用し運営している。

 だが、新型コロナウイルス禍で街頭での募金活動などが制限されたため、寄付が集まりにくくなっているといい、初めてCFの活用を企画。募った資金は、相談員の交通費、講演会の開催費、広報物の作成費などに充てる。

 返礼品はないが、このプロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象となり、同センターが発行した領収証を4月に発送する。

 同センターは「社会全体で犯罪被害者を支えることが重要です。犯罪被害者やご家族へ寄り添う活動として、みなさまからのご支援を心からお待ちしております」と協力を呼びかける。

ホンデリングで古本の寄付を募る

 また、京都犯罪被害者支援センターは読み終わって不要になった本やCDなどの寄付を募っている。「ホンデリング」と銘打った取り組みで、回収した本などの売却相当額が、犯罪被害者の支援に役立てられる。

 公益社団法人全国被害者支援ネットワークが実施する寄付金募集活動で、京都府内で回収された分は原則、同ネットワークを通じて、同センターに寄付される。百科事典、雑誌、シングルCDなどは対象外で、2011年以降に出版された本や規格品番が付いたCD、DVDなどに限る。

 回収箱を、福知山市内では福知山市役所に設置している。本庁2階市民課市民生活係の窓口のほか、三和、夜久野、大江の3支所にも置いている。また、寄付点数が5点以上ある場合は、同センターのホームページから申し込むと、配達業者が引き取りに行く。

 問い合わせは同センター、電話075(415)3008まで。

写真上=京都犯罪被害者支援センターが資金を募るCFサイト「Good Morning」のページ
写真下=福知山市役所市民課に設置するホンデリングの回収箱

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