夜久野高原の魅力を紹介 歴史や文化遺産など朝来市の自治会が冊子に

2022年02月10日 のニュース

 京都府福知山市と兵庫県朝来市に広がる夜久野高原のガイドブックが完成した。夜久野茶堂がある朝来市山東町金浦自治会が、高原の魅力発信にと製作した。歴史や文化遺産などを写真や地図も入れて詳しく紹介しており、高原一帯の散策に便利な手引きになっている。

 ガイドブックは同自治会が加入する梁瀬地域自治協議会が、文化庁の事業を活用して発行した。同自治会の元自治会長、波多野富則さん(71)が執筆、福本辰志自治会長(70)が自然をテーマに四季折々の風景を写真撮影した。

 A4判、67ページで300部作った。今までに発行した金浦の歩みや散策マップ、今昔カルタなどの作製時の調査記録を基に、一年がかりでまとめた。

 全部で35項目。学問的に興味深い土地とされる夜久野の地質・化石▽一つの寺でありながら
、茶堂、大師堂、放光院と3通りの名前がある理由▽夜久野高原88カ所石仏巡りの起こりや距離別3つの巡拝コース▽高原が応仁の乱・古戦場になった際の成り行き▽高原に映画ロケで訪れた大スターなどを分かりやすく紹介している。

 随所に載せた写真は、宝山の展望台から見える壮大な雲海や新たな観光スポットの夜久野高原花畑、京都府緑化センターのヤエベニシダレザクラなど。高原の四季の風景や数々の石像物、アンモナイトなどの化石、遺跡の出土品なども多数取り上げている。

 同自治会は、夜久野町のやくの絆の会(森山龍彦会長)と連携し、高原の歴史や観光PR活動を続けている。ガイドブックは府県境を超えた内容で、福知山市教育委員会などの指導も受けてまとめた。

 2人は「今までの調査の集大成としてガイドブックができた。高原の歴史を地域に伝承するだけでなく、点在する文化遺産巡りに役立ててもらい、集客にもつながればうれしい」と話している。


写真=ガイドブックを手にする波多野さん(左)と福本さん

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