車のホイール回収し、地元の子育て支援事業に寄付 中丹自動車整備組合
2022年01月29日 のニュース

中丹自動車整備工業協同組合青年部会(大山謙造部会長)は、1年かけて回収した廃棄アルミホイールの仕分け作業を、このほど京都府福知山市長田野町にある組合施設で行った。市内のリサイクル業者で換金し、福知山市に寄付。子育て支援事業に役立ててもらう。
社会貢献活動の一環として、2002年から取り組んでいる。これまでは京都府の交通遺児支援事業に寄付していたが、今回からはより地域に密着した活動に―との思いから、寄付先を変更した。
アルミホイールは、組合に加入する福知山、綾部両市の自動車整備工場87事業所が回収したもので、1年間で182個が集まった。
仕分けは、青年部会の16人が作業。空気バルブやセンターキャップなどを手際よく取り除き、換金できるアルミ部分のみにして、回収コンテナに積み込んでいった。
市への寄付は2月8日の予定。来年は、綾部市の子育て支援事業に寄付するという。
写真=慣れた手つきで不要な部分を取り除いた