身を寄せ合い寒さしのぐ猿ケ島のニホンザルたち 雪の三段池動物園
2022年01月19日 のニュース

雪の降る日が続くなか、京都府福知山市猪崎、三段池ラビハウス動物園(二本松俊邦園長)の「猿ケ島」では、ニホンザルたちが身を寄せ合うなどして、寒さをしのいでいる。
猿ケ島は六角形の飼育場で、30匹のニホンザルが共同生活。冬の寒い時期になると、集団で団子のように固まり、寒さをしのぐ姿が見られる。
18日には、中央にあるコンクリート造りの山の上で、母ザルが子を抱きしめて暖をとったり、2、3匹が隅で固まったりしていて、その様子を撮影に訪れる人もいた。
二本松園長は「この時期のニホンザルは、羽毛のような冬毛が生え、比較的寒さに強いものの、屋外での暮らしは大変だと思います。『早く温かい春になれ』と思いながら、過ごしているでしょうね」と話していた。
写真=抱き合い寒さに耐える親子ザル