CoCo壱と淑徳高校で新メニューを開発 郷土愛詰まった丹後の海カレー販売

2021年12月24日 のニュース

 京都府福知山市東羽合のカレーハウスCoCo壱番屋福知山国道9号線店(松井大典店長)と福知山淑徳高校生がコラボして、同店限定の新メニューを作った。高校生ならではの発想で、ちくわの磯辺揚げと丹後の平天カツをトッピングし、郷土愛を詰め込んだ「丹後の海の揚げ揚げカレー」。税込み740円(店内飲食)で、27日から来年1月31日まで一日限定10食を提供する。

 国道9号線店でアルバイトしていた同校調理系列の生徒が、和食料理コンテストで優勝したことをきっかけに、店側からメニュー開発を依頼。学校も、生徒たちの成長につながるのでは-と考え、コラボが実現した。

 5月から開発を始め、2年生の授業の中で、2、3人ずつの20グループを作り、ココイチのカレーに合う新商品を考案。これを校内選考で8つに絞り、最終的に同店とココイチ本社で商品化するメニューを決めた。

 採用されたのは、中井雪那君、千代島紘一君、堀一輝君のチーム。千代島君が舞鶴市出身であることにヒントを得て、丹後の海をチームテーマに選び、ちくわの磯辺揚げと平天カツのトッピングを考えた。磯辺揚げはカリカリ、平天カツはサクサクの食感で、下地にちりめんじゃこをまぶし、海の香りを楽しめるようにした。

 3人は「自分たちのレシピを基に、味、値段、ボリュームともに満足できる商品に仕上げていただけてうれしい。おいしく食べてもらえるよう真剣に取り組んだので、多くの人に味わってもらえれば」と話す。

 松井店長(40)は「トッピングとして扱いやすく、練り物や天ぷらをカレーと合わせる発想は、高校生ならでは。郷土色がしっかり出ている点も良い」と評価。「地元高校生の考えたメニューを、ぜひ食べてみて」と呼びかけている。


写真上=揚げ揚げカレーを開発した堀君、中井君、千代島君と松井店長(左から)
写真下=新メニューに採用された丹後の海の揚げ揚げカレー

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