「アフター大河」で地域を盛り上げ 明智光秀ゆかりの地の高校に黒板アート呼びかけ
2021年12月17日 のニュース

地元ゆかりの人物が題材になったNHK大河ドラマの終了後も、もう一度地域を盛り上げたい-。京都府福知山市土師、福知山高校(宮下繁校長)の生徒4人が、「明智光秀に由来したもの」をテーマに、高校生による黒板アートバトルを企画した。光秀に関わりがある地域の高校から参加を募っている。
企画したのは3年の岩崎虹穂さん、2年の工原苺香さん、1年の塩見優太君と安宅珠葵さん。
前回の大河ドラマ「麒麟がくる」が放送中、福知山は主人公・明智光秀ゆかりのまちとして注目を集めて活気づいた。「これを一時的なものにせず、できることをしたい」と取り組む。
4人は6月に「アフター大河バトンプロジェクト」を立ち上げ、大河後の地域活性化策を考えてきた。
プロジェクト自体は「#アフター大河」を合言葉に、今後、大河ドラマの舞台や題材になった地域の高校に、キーワードを入れたパネルをバトンのようにつないで、各地で盛り上がるイベントに取り組んでもらう-というもの。黒板アートバトルはその第一歩になる。
参加は1校につき1チームまでで、1月31日まで応募を受け付ける。黒板アートのサイズなどは自由。2月に公式SNSで、応募のあった黒板アートを紹介し、投票機能を使って勝敗を決めるため、「多くの人にも見てほしい」という。
ツイッターかインスタグラムの公式アカウントからメッセージを送って申し込む。問い合わせもメッセージで受ける。
福知山高校からも1チームがエントリーしており、一般の人たちにも黒板アートを見て楽しんでもらえるよう、廃校を活用した施設での実施を考えている。
プロジェクトリーダーを務める安宅さんは「高校生で一緒に地域を盛り上げていきましょう。自分たちにできることで楽しく、思い出に残ることをしましょう」と参加を呼びかけている。
IDはツイッターがafter_taiga
インスタがafter_taiga_ig
写真=黒板アートバトルへの参加を呼びかける工原さん、安宅さん、岩崎さん、塩見君(左から)