大工仕事や自動車整備-保護者ら先生に雀部小で児童が職業体験

2021年12月18日 のニュース

 京都府福知山市前田、雀部小学校(葦原宏校長)で16日、職業体験学習があり、6年生81人がさまざまな仕事に挑み、働くことの大切さを知った。

 6年生は総合的な学習の時間で、古里の良さについて学んでいる。今回は古里で働く人たちに焦点を当て、児童たちが体験を通じて、働く人や職業の魅力を感じられるようにと、体験学習を採り入れた。

 大工や調理師、自動車整備、警察官など9つのコースに分かれて、児童1人につき3コースを体験。家庭科室、図工室などに各ブースを設けて、地域住民や保護者ら16人が講師となって仕事の内容を伝えた。

 大工コースでは、山本哲也さん(49)と足立善史さん(52)が講師を務め、家の建築に必要な木の角材を使っての仕事に挑戦した。

 児童たちは最初に角材に墨付けをして、記した線に沿って、のこぎりで切断。角材のかんながけもして、つるつるの材にした。

 のこぎりを使う際は「引く時に切るように」とアドバイスを受け、どの子も真剣な表情で手を動かしていた。最後に土台の木に柱などを立てたりする木組みの作業もした。

 大工コースを体験した河合星武君は「かんながけは途中で引っかかったりして難しかったけど、優しく教えてもらえたので、うまくできました。大工さんの仕事に興味を持てました」と話していた。

写真=かんながけの大工仕事を教わる6年生

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