子どもたち「涼しい!」 雀部小学校に手づくりミストシャワー
2020年06月22日 のニュース
熱中症を予防し、暑い夏を健康に過ごしてもらおうと、京都府福知山市前田、雀部小学校(葦原宏校長、490人)の2カ所に、水が霧状に噴き出すミストシャワーが設置された。
同校では以前から、ミストシャワーを手づくりして夏の間設置してきた。今年は教室棟とグラウンドを結ぶ渡り廊下、本館と北校舎を結ぶ中庭に面した渡り廊下の2カ所に設置。職員が協力して、水道の蛇口からホースを引き、渡り廊下の上部にミストの噴出口を付けた。
6月上旬から使用を始め、暑い日は午前中の20分間の業間休みや昼休みに出す。下を通った児童は「涼しい」と喜び、はしゃいだりしている。
今夏は、新型コロナウイルスの影響で、小学校の終業式は7月31日、2学期の始業式は8月24日で、例年より夏休みが短く、暑い時期に児童が学校にいる期間が長い。それだけにミストシャワーは活躍しそう。
志賀孝恭教頭は「今年はマスクを付けているので、暑いと思います。ミストシャワーが子どもたちの健康維持に役立てばうれしい」と話している。
写真=ミストシャワーの下ではしゃぐ児童