昭和レトロな新町商店街で1年ぶりにワンダーマーケット 

2021年11月30日 のニュース

 京都府福知山市の新町商店街で、市内外の個人・業者がこだわりの品を持ち寄る月1回の定期市「福知山ワンダーマーケット」が28日に開かれた。毎月第4日曜日に行われ、人気を集めていたが、新型コロナウイルスの影響で実施できず、1年ぶりの開催。多くの家族連れらが訪れ、昭和の雰囲気が漂うレトロなアーケード商店街で、買い物を楽しんだ。

 これまでは、一般社団法人福知山ワンダーマーケットが主催してきたが、復活を機に新町商店街も加わり、共催の形に変更。感染対策を万全にしながら、来場者に喜んでもらえるよう連携して準備を進めてきた。

 洋服やドライフラワー、ニット小物、アクセサリーなどの雑貨、蒸しパンやハンバーガー、焼き菓子など32ブースが並び、昼時には飲食ブースに行列ができるほど。雑貨ブースでは、訪れた人が店主との会話に花を咲かせ、気に入った商品を購入していた。

 また1カ月遅れで、開始からの5周年を記念した企画も用意。マーケットの3ブースで購入した先着150人に、オリジナルの記念タンブラーを贈るなどし、再開を待っていてくれた人たちに、感謝の気持ちを表した。

 ワンダーマーケット代表の庄田健助さん(37)は「出店者もお客さんも、1年ぶりに商店街に集うことができ、喜んでもらえてよかった。新型コロナがこのまま再拡大せず、日常が戻ることを期待しています」と話していた。
 
 
写真=再開を心待ちにしていた市民らでにぎわった

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