本格的な冬を前に除雪車の出陣式 ネクスコ西日本福知山
2021年11月19日 のニュース

高速道路の除雪などを行う雪氷対策期間に入るのを前に、西日本高速道路(ネクスコ西日本)関西支社は19日、京都府福知山市長田野町の福知山高速道路事務所で、安全祈願祭を行った。関係者約40人が参加し、冬場の利用者や作業の無事故を祈った。
福知山事務所の管轄は、舞鶴若狭自動車道の三田西IC(インターチェンジ)~小浜IC間の約120キロ。今季は20日から来年4月5日まで、除雪車など約30台を配備。気象や路面状況に応じた凍結防止剤の散布、除雪などの作業を、警察など関係機関と協力して行う。
関西支社の永田順宏支社長は「予報によると、気温は1月下旬から2月上旬にかけて例年より低くなり、この時期には降雪も多いとされている。昨冬のような集中的な降雪があるかもしれないので、予断を許さない。長丁場なので、体調管理に気を付けていただき、無事故無災害、通行止めゼロで完了することを祈念したい」とあいさつ。
続いて神事が執り行われ、神職が作業員と車両の無事を祈願。除雪車の出陣式も行われた。
同事務所によると、昨季の出動は59日で前の期間より3日多かった。通行止めはなかった。
写真=車両を並べて安全祈願をした(19日午前10時15分ごろ)