散歩でポイント たまれば地元の洋菓子やコーヒーに-庵我福祉推進協

2021年11月19日 のニュース

 屋外で住民同士の交流を促進しようと、京都府福知山市の庵我地区福祉推進協議会(北村進会長)は、「つながりウォーキングプロジェクト」に取り組んでいる。ウォーキングか、あいさつをすれば、ポイントがたまり、景品がもらえる仕組み。地区の高齢者らの健康維持にも役立てたいとしている。

 新型コロナウイルスの影響で、推進協の事業が出来ていないことから計画した。主に65歳以上で高齢者のみの世帯か、一人暮らしをする約530人を対象にしているが、高齢者以外も参加できる。

 対象者には「つながりカード」を配布。一日に15分以上のウォーキングをするか、3人以上と顔を合わせてあいさつをすると1ポイントたまり、15ポイントになると、取り組みに協力する地区内の洋菓子店、カフェ、住民らが用意する焼き菓子、コーヒーチケットなどに引き換えられる。カードには本人が日付などを書き込む。

 今月1日から始めていて、期間は30日まで。普段から健康のために歩いている人はもちろん、他の住民と一緒にウォーキングをするきっかけになったという人もいるなど、地区内で楽しめる取り組みとなっている。

 北村会長は「健康のためになる身近な活動で、一人でも多くの人が取り組めるように工夫しています。たくさんの人に参加してもらえたらうれしい。反響があれば継続することを検討したい」と話している。

 
写真=一緒に散歩を楽しむ住民たち

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