暖房器具が出番迎える中、消防が高齢者宅を防火訪問
2021年11月09日 のニュース

朝晩冷え込み、暖房器具が出番を迎える中で、秋の全国火災予防運動が9日、全国一斉に始まった。京都府福知山市消防本部(水口学消防長)では、一人暮らし高齢者宅の防火訪問に取り組み、火気の使用状況などを確認するほか、消防車両による巡回や街頭での広報で、市民に防火を呼びかける。
暖房器具を使い始めたり、空気が乾燥したりするなど火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、毎年この時期にしている。
今回は「おうち時間 家族で点検 火の始末」を全国統一標語として15日までの7日間、さまざまな方法で啓発活動に取り組んでいく。
初日は、内記二丁目や広峯町など5地区の30軒ほどで防火訪問を実施。消防職員が、住民に聞き取りしながら、住宅用火災警報器の設置状況やコンロのそばにアルコール消毒など燃えやすい物が無いか、火災の原因となる油汚れはないか、台所の換気扇の清掃状況なども確認した。
防火訪問は22日までに、市内の44自治会420軒を回るという。
写真=換気扇の清掃状況を確認する消防職員(9日午前9時30分ごろ)