鉄道2万円使うとICOCAを8千円プレゼント 福知山市が普及事業
2021年10月31日 のニュース
京都府福知山市は11月から、JR西日本の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の普及拡大キャンペーンを始める。期間中に、鉄道利用で2万円以上使った市民のうち先着5千人に、8千円分が使えるICOCA(カード所持者は8千円分をチャージ)をプレゼントする。
新型コロナウイルス感染症の影響で利用減少が続く鉄道への支援と、3月からJR福知山駅で使えるようになったICOCA普及の相乗効果を狙う。
キャンペーン期間は11月1日から来年3月31日まで。対象はJR線か、JR線と乗り継ぎで利用する京都丹後鉄道宮福線で、どちらも発着のいずれかが福知山市内の駅であることが条件。2万円以上利用して申請すると、特典のICOCAがもらえる。特急券、指定席料金は対象。定期券、回数券、団体乗車券、乗車運賃と宿泊代などがセットになった企画乗車券、旅行パックは対象外になる。
申請は1人1回で、中学生以下は保護者同伴で行う。鉄道利用の領収書原本、運転免許証や保険証などの本人確認書類を持って、受付窓口になる福知山駅構内の日本旅行TiS福知山支店で申請する。
期間中に緊急事態宣言が発令されるなど、移動自粛が求められる場合はキャンペーンをいったん中止し、再開後に同じ日数分を延長して対応する。
写真=日本旅行TiS福知山支店の店頭にチラシを並べてPR